私の人生の推しはなぜか今同じ世界線にいなくて、一緒に歳を重ねられないんだよね
私がヨボヨボのクソババァになったとき、今でいうテレビで「あの偉大な俳優がまたひとり旅立たれました」ってワイドショーに取り上げられたりして
追悼として過去の出演作がスペシャル放送されたりして
あぁ、この人は俳優人生をまっとうしたんだなって
最後の最後まで見届けるっていうのが唯一自分がぼんやりと描いていた理想の老後だったんだよね
私がワイドショーで見たのは全然違う文字だったなあ
歳がだんだん追いついていっていつか追い越すのがつらいし
どのチケットを買っても、何をしても会えないのがつらいし
過去の作品に縋るしかないのがつらいし
でも生きていかなきゃいけないのがつらい
オタクたちのあいだでアクスタとかグッズを持ち歩いて出先で写真を撮るのが流行ってるけど
公式のアクスタもなければ、ぬいぐるみもないんだよね
写真を持ち歩いたら遺影っぽくなっちゃってどうもしっくり来なくてさ
観に行った舞台の半券はたくさんあるけど推しと一緒に撮った写真がないや
こうやって、節目節目で想うことしかできない
これを読んでいるあなたは、こうなる前に推しを全力で推しなさい、お金はあとからなんとかなる
二次元だろうが三次元だろうが関係ねェ!!
推したいときに推せるだけ推せ!!!!!!
お誕生日おめでとう
大好きだよ
(追記)
仕事終わってから天外者みにいこうと思ってたら電車が遅れてて諦めちゃった
今日くらい会わせてほしかったよぉ
浮いた映画代でケーキを食べる